こくとーのアンニュイな日常

ある時は物書きの社会人、またある時は風俗のスカウター!しかしてその実態は!よかったらブログ読んでね

28,お金あれこれ

オカネ。ホシイ。どうもこくとーです。

いや大事ですよお金。パチンコばっかりやってる奴に言われたくないだろうけど(笑)

日本は当然資本主義社会で、貧富の差もまた当然ある。そりゃアメリカみたいにあるわけじゃないけどさ。

いったいいくらあればお金持ちなのか、ってのはまた難しい話なんですけどね。年収1000万?1億?はたまた100億?

ひとくちにお金の稼ぎ方にもたくさんある訳で。労働の所得から株や不動産なんかの不労所得、果ては誰かに貢がせてみたり(これ所得っていうのか?w)

お金持ちはみんなこの不労所得の割合を増やせと言いますね。確かに知り合いでも年収1000を超えてるような人達はみーんな株やらFXやら不動産で儲けてる。

FXといえば。

以前つくばに生息していた頃、知り合いにたまに寿司屋に連れて行ってもらっていたんですよ。回らない系の高級寿司屋さん。割と有名人もお忍びで来るそうな。

で、行くと大抵黒いジャガーがとまってるんですよ。割と毎回とまってるからさぞお金持ちが来てるんだろうと思って(高級だしそんなポンポン来られるところじゃない)その知り合いに聞いてみると、なんと28の兄ちゃんの車だと。しかもわざわざ六本木から通っているとのこと。

「え、何者?」

「いやデリバティブ、とりわけオプションで儲けてるらしいよ。年収が数億なんだって。若いのにスゴイね」

ひょえー、オプションで数億ですか。。。

でもある日を境にぱったりとその車は見なくなりました。気になってまた聞くと「数億借金抱えて吹っ飛んだ」とのこと。

目に見えないものはやはり恐ろしいなと痛感しましたね。いやホントに。

紙幣というカタチがあるものなら…なんて言い切るのもアレだけど、FXなんかのカタチないものに踊らされるというのもある種滑稽だなと思ってしまった僕でした。

お金があれば幸せになれるの?なんて哲学的な話をするわけじゃないけど、少なくとも無いよりはよほどいい人生送れますからね。生活していく上で欠かせない存在、お金。じゃあ死んだ後は必要ないのか、って話なんだけどノンケの方には「家庭」があるから大変だなと思います。まぁ保険とかあるから大丈夫なんだろうけど。

保険といえば。

前に読んだ本にこんなエピソードが書いてありました。

とある女性の家にある日突然3000万の生命保険の受取の証明書が送られてきたそうだ。送り主は会社の同僚の男性。その男性は女性に以前から好意を持っていたらしい。

生命保険とは一種の宝くじだ。賭け金を毎月払って、「当選」すれば契約に応じたお金をもらえる。毎月1万の賭け金で3000万の契約をしているとしたら、1ヶ月後に「当選」すれば最も利益が生まれることになる。だがしかし「当選」することを喜ぶ人はいないだろう。だから人は外れても何の文句も言わず黙々と賭け金を払い続けるのだ。

最初の話に戻るが、しかしこの話は非常に気味が悪い。誰だって大して知らない人からある日突然生命保険の受取証明書が送られて来たら気持ち悪いと思うだろう。気持ち悪いと感じるポイントはどこかというと、それは金融商品が愛情表現の一種になっている点である。生命保険は損をすることがラッキーと言える、とても不思議な商品だ。そんな乾燥した金融商品に営業マンは「愛情」という価値を添えて勧誘をするのだ。

…ふむ。確かに。本来保険は金融商品なのに、それが愛情表現になっていると考えるととても気持ち悪い。ましてや現実に冒頭のようなエピソードもあるわけだし。

オレのようなゲイにはあまり関係のない話だけれどサ(ま、海外で結婚したり一生を誓ったパートナーがいれば別だけど)

お金について真剣に考えてみると、意外とその他の事も見えてくるのかもしれませんね。

じゃ、今日はこの辺で。