19-3.文体(まとめ)
二つの文、お読みいただけたでしょうか。どうもこくとーです。
内容はまったく同じだけど、文体を変えてみました。ま、文体というにはちょっと語弊があるかもしれないけど。
柔らかい文からお硬い文。世の中にはいろんな文章が転がっているもので。
緩そうなエロ雑誌が至極お硬い文で書かれていたらちょっとげんなりするだろうし、市役所の案内がゆるーく書かれていたら嫌だろう。
TPOに合わせた文章、というのは簡単なようでその実難しい。
例えばさっきのエロ雑誌の話だが、エロい文章でなく敢えて至極お堅い文章で書かれていたらどうだろうか。斬新な感じがして、思わず買ってしまう…といった事もあるかもしれない。市役所の案内も、ゆるーく書かれていたら親しみ易さを感じて好印象を与えるかもしれない。
常々文章には人柄が出る、と信じている。その人の事を少し知りたい程度なら話をすればいいが、深く知りたいなら文章を読むべきだ。文には教養や性格が表れる。心の奥底を覗きたいと思うのであれば、文を書かせるのが一番手っ取り早いとオレは思う。
TPOに合わせた文章が書けるのは当然上手な物書きと言えるだろう。しかし常識や固定観念に縛られない斬新な発想で文章を書ける人。それこそが真の意味で上手な物書きと言えるのではないだろうか。
そーゆー書き手に…オレはなりたひ…笑
「政治から性事まで」という座右の銘に恥じない物書きになろうと思いまする。
じゃ、今日はこの辺で。