11.忘れ物は何ですか?
忘れ物をよくする。
いや、かなりの頻度なのだ。タバコを落とすなんて日常茶飯事だし、今月だとイヤホンを3回も無くしている、昨日も持ち歩いているポーチを無くした。
ここまで頻繁に無くすなんて何かが取り憑いているとしか思えない。誰かに恨まれているんだろうか。生き霊でもついているんだろうか。
日本では昔から何かが無くなること、人がいなくなることを神隠しだと表現した。
土着宗教や民間信仰の類は往々にしてアニミズム的要素が強く感じられるものではある。自然。それは人々に恵みをもたらすものであるのと同時に天災なども引き連れてくる。彼らにとって自然とは尊敬と畏怖の対象なのだ。
偶像化されていないからこそ、そこには底知れぬ恐怖がある。やはり姿のない、形ないものに恐怖を覚えるというのは人間共通の心理なのだろうか。
突然何かがなくなるというのはやはり恐怖だ。神様のせいにしてしまおう。
…以上、忘れっぽいだけの性格から逃避するためだけの文章でした(笑)
じゃ、今日はこの辺で。